このように、オスロ条約は無事成立しましたが、まだまだ多くの問題が残っています。今後実際にクラスター爆弾の使用を禁止し、不発弾の除去を進め、家族・コミュニティをも含めた犠牲者の支援を実現する為に、一つでも多くの国がオスロ条約に参加するように求めていく必要があります。また、条約に参加した国々がきちんと条約に定められた事項を守っているかどうか、市民の視点で監視していくことも大切です。また、適切な犠牲者支援のために、被害の状況を出来るだけ正確に調査し、その調査データを基に必要な人々に必要な支援を確実に届けていくことに結び付けていかなければなりません。また、犠牲者、犠牲者の家族・コミュニティが経済的に自立する為の支援も大切です。これらの支援は長期的な視野に立った根気の要るものです。クラスター爆弾を廃絶しその被害を清算するには、まだまだ私たちが取り組むべき課題が多く残されています。