検索


                 

                                    



 
cmc

募金サイト イーココロ!

オンライン寄付サイト Give One
 
COUNTER517076
オンラインユーザー1人
ログインユーザー0人
登録ユーザー14人
新着ニュース
 
新着ニュース
12345
2012/02/03new

モーリタニアがオスロ条約を批准しました

Tweet ThisSend to Facebook | by:うつみ
 2012年2月1日、モーリタニアがクラスター爆弾禁止条約を批准しました。これで条約加盟国の数が68になりました。
 
 モーリタニアはクラスター爆弾の被害国で、1999年以降、わかっているだけで54人が被害に遭っています。まだ9平方キロメートルの土地が不発弾に侵されていますが、モーリタニア政府は3年以内に除去を終える予定だと話しています。

 モーリタニアの批准で、被害国の条約加入が可能であることが証明されます。この動きが近隣の国々を刺激して、クラスター爆弾を禁止する国がどんどん増えますように。たとえば、オスロプロセスに積極的に参加したモロッコや、地雷禁止条約締約国のアルジェリアなどなど。新たな加入のニュースを待っています。

10:33 | クラスター爆弾関連
2012/01/12

フィンランドがオタワ条約に加盟

Tweet ThisSend to Facebook | by:うつみ
 2012年1月9日、フィンランドが対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)に加盟しました。フィンランドは、「2012年には加盟するよう準備をしている」と言っていましたが、その通りに、2012年は始まってすぐに加盟の手続きを終えました。これで加盟国が159カ国となりました。

 これでEUでオタワ条約に入っていないのは、ポーランドだけになりました。ポーランドは条約署名は(とっくに)終えているのです。あとは批准です。

 フィンランドの加盟が、オタワ条約未加盟国へのよい刺激となって、今年も加盟国が増えていきます様に!! JCBLでは、ちょうちょキャンペーンで、未加盟国に「1日も早い加盟を」と呼びかけています。今年のメッセージカードの受け付け、締切は2月15日です。どうぞあなたの声を寄せてください。

11:08 | 地雷関連
2011/12/26

ドミニカ共和国がオスロ条約を批准!

Tweet ThisSend to Facebook | by:うつみ
 12月20日、中米のドミニカ共和国がオスロ条約の67番目の加盟国になりました。すばらしいクリスマスプレゼントでした。「クラスター爆弾は使わないし、作らないし、持たない」という国がまた増えました。来年もこの動きが続きますように。

10:37 | クラスター爆弾関連
2011/12/02

締約国会議inプノンペン(5日目) 内海

Tweet ThisSend to Facebook | by:いしい

 やっと最終日ですが、議論は予定を大幅に遅れています。前日に続き普遍化から始まり、国際協力に入りました。このセッションは、たくさんの国が「うちはこれをやっています。やりました」というのが次々と出てきて、援助していることの強調がすごかったです。目立った言葉は、「南南協力」と「ジョイントプログラム」。1カ国ですべてをまかなおうとするのではなく、締約国同士、あるいはUNなど関係機関と協力して援助を進めましょう、というのがトレンドなようです。

 
 ICBLとしては、具体的な金額を出して援助の確約をすること、特に遅れている犠牲者支援については可能な限りリソースを集中させて取り組むべきこと、そのための人材育成が欠かせないこと、援助が途切れたら計画通りに地雷対策が進まなくなってしまうことを締約国は認識すること、などを強調しました。

 
 日本政府も
98年から42カ国にも援助をしていて、社会開発にも力をいれていて、金額はこれだけで・・・と具体的に報告していました。特にJICAの南南協力については、月曜日に、日本政府とコロンビアの地雷対策センターPAICMAの共催のサイドイベントがあって、部屋に入りきらないくらい参加者がきて盛況だったのですが、その件についても触れていました。南南協力が地雷除去以外の分野にも広がることを願います。

 

 その後、7条報告、コンプライアンスと続きました。ここでのICBLの主張は「とにかく条約の義務を果たさないでもよいということが通常化したら条約の意味がないのでしっかりするように」ということ。トルコが「できる限り情報をオープンにします。でもその基準は国ごとに違うので自国が決めます」と言ってました。

 

 そうして月曜日にあった5カ国の除去期限の延長申請についての結論を出す、ということになって、5カ国とも延長が認められました。

 

 その後、コロンビアからの提案がありました。来年31日のオタワ条約発効記念日と44日の地雷啓発の日に「Lend your leg(あなたの足をかして)」というキャンペーンをしましょうというものです。コロンビアでは今年の44日に、一般向けの啓発活動として片足のズボンを捲り上げて1日を過ごす、というキャンペーンを実施し、成功したので、これを世界に広めましょう、ということです。国会議員、タレント、歌手などの有名人から、一般人までが片足のズボンをまくっている写真やビデオが紹介されました。この仕掛けはコロンビアのNGOですが、政府も協力して全国的に行ったようです。メディアや大きな店舗もこの日にはロゴを変更したりして参加していたそうです。ユーチューブに映像があるので、帰国後ご案内します。

 

 次回の締約国会議は、ジュネーブで123日から7日まで、議長はスロベニアです。

 

 最後に議長の挨拶があり、今回の第11回締約国会議はカンボジアで開かれたもっとも大きな国際会議であったけれど、皆さんの協力で成功裡によい議論ができてよかったとお礼がありました。特に、クリスムーン、ソンコサル、トゥンチャンナレット、シスターデニスには名前を挙げてお礼を言っていました。特にカンボジアキャンペーンの人たちは本当にすごく協力したのだと思います。そして、行く先には世界的な経済危機など大きな障壁がいくつも立ちはだかっているけれど、地雷廃絶に向けて努力を続けましょう、としめました。

 
 この議長は
CMAAの副総裁ですが、英語、フランス語、スペイン語とカンボジア語を使い分け、すごかったです。カンボジアのすごーいエリートなのでしょう。最後の挨拶のときには涙ぐんでいたように見えました。お疲れ様でした。そういえば、去年のラオスでのCCM会議では最後に「議長はもう疲れました」と議長が壇上で言っていましたけど、本当に5日間の議事を取り仕切っていくのは大変な仕事だと思います。

 

 すべてが3時くらいには終わりました。会議に関係した人みんな本当にお疲れ様でした。


22:07
2011/12/01

締約国会議inプノンペン(4日目) 内海

Tweet ThisSend to Facebook | by:いしい

 朝のICBLミーティングにて、再び「英国のフォークランドの問題」について「例外なし」という主張をすることを確認したのですが、残念ながら、この件についてコメントした国はありませんでした。前日までの議論が延び延びになっているから、予定されている保有地雷の廃棄、普遍化、国際協力は金曜日になるだろうとのことでした。

 
 本会議での議論は、引き続き除去の問題。最初の発言者のアンゴラが除去期限の延長を来年申請します、と報告し、「あなたもね・・・」という気持ちになりました。除去期限
10年というのが厳しすぎた設定だったのでしょうか。それとも予測されたように援助が続かなかったのでしょうか。その後、スーダンも除去期限までに終わらない、と報告しました。

 
 今回の会議で新しく出てきた問題に、ハンガリーとドイツで新たな地雷原が見つかったことがあります。ハンガリーはクロアチアと共同の除去プログラムを実施中にハンガリー領内に地雷があると推定され、数週間後に除去作業を始める予定で
1年は続くだろうと報告しました。

 
 ドイツは、ソビエトに占領されていた軍事演習場にまだ地雷が残されていると推定され、一般市民が立ち入らないように引き続き努力していると報告しました。

 
 この除去が終了した国で新たに見つかった地雷原の問題については、ノルウェーが締約国、
ICBLICRCなど関係者すべてが来年の常設委員会で話し合うことを提案し、オーストリア、カナダ、ザンビアがその提案を支持しました。ICBLは、ノルウェーの提案に賛成すると同時に、ハンガリーとドイツに詳細な報告を求めました。

 
 続いて、この締約国会議をサポートするための国連の組織、
ISUの組織体制や予算などについての議論に移りました。

 
 その後、
ICBLの朝のミーティングの予測に反して、議論は保有地雷の廃棄に入りました。この時間には、HIの人が日本の代表団に話をしたいといっていたので、そのアレンジを手伝ったり、保有地雷の廃棄についてICBLのステートメントを発表するマークが会議場にいなかったので探すのを手伝ったり、さらに、もしかしたら普遍化の議論までいっちゃうかもしれないので、そのステートメントの最終確認をしたりしていて、会議場にいませんでした。

 
 4時ごろ会議場のすぐ外で、HIの人と通常兵器室の河野さんと話をしていたら、メアリーが出てきて「普遍化に入ったから会議場に戻って」と言われ、「えー、やっぱり明日じゃないのか・・・」と思いつつ、でもまだ順番は来ないだろうと安心していたら、「ICBLはもうすぐ」ということであわてて戻りました。今回のICBLのステートメントは、ジュネーブコールの人とジョイントです。私が締約国の状況と課題について、ジュネーブコールのキャサリンが非政府部隊についてコメントを読み上げることになっていました。二人とも英語ネイティブではないので、私は発音が心配で(典型的な日本人としてVRはとっても苦手)、キャサリンは「文法的に合っているかどうか全部見てもらう時間がなかった」とか言ってました。でもどちらのテキストもスティーブのOKをもらったものなので、大丈夫だったでしょう。

 
 このセッションはなんと言っても、多くの国がヨルダンのミルアド王子の健闘を称える、というのが目立ちました(ちなみに、このミルアド王子、
Miredと書くのですが、このRの発音が難しい・・・)。ミルアド王子は、オタワ条約普遍化のために、韓国、ネパール、ツバル、トンガ、スリランカの非加盟国を訪問し、その後ツバルが条約に参加したことは本当に喜ばしい、とツバルを歓迎していました。王子の報告でも、韓国とネパールの条約加盟はまだ難しそうです。

 
 ラオスは条約加盟に向けて努力していると言い、アメリカは(まだ)政策の見直しの最中だとのことで特に進展はなし、とがっかりしたところにソマリアが「
2,3ヵ月後に加盟する」と発表。会場は、一瞬「えっ」という感じで、ICBLの席でもみなが「本当?」と顔を見合わせていました。


 そんな雰囲気の中で
ICBLの順番がまわってきて、先日のメールでお知らせしたとおり、南スーダンが独立後すぐに加盟したのがオタワ条約だったことは喜ばしいこと、アメリカがオタワ条約の加盟の可能性を探るために政策を見直しているがもう2年たったので早く進めて早く加盟してほしいこと、フィンランドが近いうちに加盟することを表明したのは、すばらしいことで、さらにポーランドも加盟の意向を表明しているので早い加盟を待っていること、今年は地雷の使用が数カ国で確認され残念だったので条約の普遍化を強める必要がある、ということをコメントし、続いて、ジュネバコールが非政府武力勢力に対しても地雷禁止を進めることをコメントしました。ジュネバコールがICBLとして発言したのは初めてだったそうで、これが今後も続くようにとその後ICBLGBで話題になりました。


 非政府武力勢力のこととなると必ずトルコが反論するのですが、今回もその通り、
NGOが国家の許可なく国内の非政府武力勢力にコンタクトを取ることに異論が述べられました。これはもうお決まりのやり取りです。


23:02
2011/12/01

締約国会議inプノンペン(4日目) 北川

Tweet ThisSend to Facebook | by:いしい
事務局長 内海が締約国会議の本会議で発言致しました。

オタワ条約の第4回締約国会議は12月1日の午後、条約の普遍化の進行状況についての審議を行った。すなわち、締約国は条約に参加していない国々にどういう働きかけをしたか?その成果は?が報告され、審議された。締約国政府が行ったこの審議結果に対して、ICBLを代表して、内海旬子がコメントをした。美しい声で、ゆっくりと落ち着いて聞き取りやすい発言であった。
コメントの内容は以下である。


・南スーダンが独立後すぐに加盟したのがオタワ条約だったことは喜ばしい
・アメリカがオタワ条約の加盟の可能性を探るために政策を見直しているが2年
たってもまだ終わっていない。早く進めて、1にtも早い加盟を求める
・フィンランドが近いうちに加盟することを表明した。すばらしい。
・ポーランドも加盟の意向を表明している。加盟を待っている。


今年は地雷の使用が数カ国で確認され残念だった。条約の普遍化を強める必要が
ある。



22:31
2011/11/30

締約国会議inプノンペン(3日目) 内海

Tweet ThisSend to Facebook | by:いしい

 昨日の続きの除去セッション。なるほどね・・・と思ったのは、モザンビークが「ジンバブエとの国境の地雷原については、両国が一緒に取り組むことが必要」と発言したことです。確かに多くの地雷は、国境に埋められていますから、一方だけの除去というのでは不完全で、両国が一緒に進めるのがよいですよね(その後、北川さんが見つけたサバイバーズ・コーズの報告書に「ヨルダン川の周りの地雷原では、ヨルダン側で地雷除去が行われていて、それをイスラエル側の人が双眼鏡で羨ましく見ている」とありました。両国が一緒に、というのは両国の関係がよくないとダメですね)。

 

 朝のICBLミーティングで確認されたことは、「今日イギリスが発言すると予想されるが、イギリスがフォークランド諸島の除去を実質的にしていないのは問題である。締約国の義務は例外なく果たされるべきなので、各国の代表にもそのように伝えて」ということでした。イギリスとアルゼンチンの両国が自国の領土であると主張するフォークランド島の地雷原の問題です。

 その英国が発言をしました。いわく、「除去のプロセスのセカンドステージとして20121月からランドリリースを含む調査を行う計画。しかし、フォークランドは、地理的、気候的な困難がありコストが非常にかかること、また人的被害の可能性が低いことから、英国としては人的被害(Human Impactに焦点を当てて除去計画を実施する」ということでした。

 それに対しては、すぐにアルゼンチンが、フォークランドは不法に占拠されている、と反論しました。そこで議長は再び英国に振り、英国は「アルゼンチンの主張には公式に抗議する。フォークランド諸島は英国の支配下にある」と述べました。領土権の主張が続いたらどうなるんだろうと思ったのですが、この件についてはここで終わり。次のカンボジアの発言に移りました。

 このセッションのICBLのコメントは、これまでに除去期限の延長を求めた22カ国のうち、除去を終えたのはナイジェリアの1カ国だけであるのは残念だということ、延長を認められた国々には除去の進捗状況について締約国会議で報告することが求められているのに、ボスニア・ヘルツェゴビナが会議に参加もせず報告しないことには非常にがっかりしたこと、22カ国のうち14カ国が延長した期限までに除去を終えられない可能性があることへ懸念、英国が「人的被害が大きいかどうか」を除去の基準にするのは条約の解釈の間違えでとにかくすべての除去をしなければならないということ、さらにフォークランドの除去が遅々として進まないのは非難されるべきこと、などでした。

 その後に発言した(22カ国のうちの14カ国と非難された)エクアドルからICBLの発言の訂正があり、「除去は順調に進んでいて、今年の末までに終わります」とのことでした。ブラボー。

 プログラムの3日目の午後は、「非公式のセッション」となっていました。公式な会議中に「非公式のセッション」というのもおもしろいんですが、カンボジアキャンペーンとICBL、それとカンボジア政府が中心となって、地雷禁止条約ができるまでの20年間を振り返り、さらに今後を考えるきっかけとするデモンストレーションが行われました。このセッションの司会は、議長からICBL大使のソン・コサルとクリス・ムーンに引き継がれました。クリス・ムーンは長野オリンピックの最終ランナーだったことから日本で有名ですね。教科書にも載っているそうです。

振り返りは、ICBLができた1992年の前にはカンボジアでは地雷がいかに人々を危険にさらしていたか、というところから始まりました。カンボジア人のサバイバーのグループによるダンスと歌で、その様子が表現され、コサルとクリスにより「地雷を禁止しようという動きを政府と市民社会が一緒になって進めてきて、この20年間に大きな進展がありました」と語られ、その後、過去20年間のキャンペーンや会議の様子などが写真や、ジョディ・ウィリアムスのメッセージなどがビデオで次々と紹介されました。


 トゥン・チャンナレットもステージ上から、条約制定過程がいかに大変だったかを語り、
ICBL/CMC代表のシルビー・ビルゴットと理事のポール・ハノンンがICBLが受賞したノーベル平和賞のメダルをもってステージに上がり、スティーブが話し、カナダ代表が話し、マーガレットが・・・と次々にたくさんの人の思い出が語られました。最初からこの活動に関わっていた人たちには懐かしいことが多かったと思います。私は途中から参加した者なので、新たに知ったこともいくつかありました。


 このセッションの最後には、未来への課題として、
32カ国からユースフォーラムに参加している障害者を含むメンバーがステージに上がり、この会議で決定されることが犠牲者たちの生活を大きく左右するので、よい議論と結論を期待しています、とスピーチし、さらにICBL/CMC代表のシルビーが残されている課題をあげていきました。

 
 その後、ブラジル、ノルウェー、ヨルダンのミルアド王子、ベルギーなどなどからコメントを受けて、議長のまとめで、このセッションは終了しました。

 

 

 

 


22:59
2011/11/29

締約国会議inプノンペン(2日目) 内海

Tweet ThisSend to Facebook | by:いしい

 2日目は犠牲者支援のセッションです。その後、昨日積み残した「一般演説」に戻る予定で始まりました。犠牲者支援は、地雷対策(除去、条約の普遍化、保有地雷の除去、地雷禁止教育、犠牲者支援)の中でもっとも進展が少ない、ということは既に確認され、毎年「もっと犠牲者支援を」と呼びかけられています。各国の発表は、「犠牲者がとにかくたくさんいるんです」とか、「こんな施設を作りました」、「いくらを犠牲者支援に割り当てました」、「犠牲者は何人いることがわかりました」、「技術とお金が足りません」、「(日本などの国を挙げて)援助を受けました。ありがとう。でももっと必要です」、「NGOがこんなことしています」というような報告がほとんどです。

 

それに対するICBLのコメントは、ともにサバイバーのウガンダのマーガレットとエチオピアのベケレがジョイントで出しました。ひとつのテーマについて二人で発言するのは珍しいので、会場のカメラマンが戸惑っていたのがちょっとおもしろかったです。それはさておき、メッセージは、「何人の犠牲者がどこでどうしているか、というデータは援助の基本になるので必要です。でも、何人の人がサービスを受けました、という報告だけでは不十分で、どれだけの人が社会的に自立できるようになったかが重要です」ということと、「障害者権利条約の精神をいかしたカルタヘナ行動計画(3年前に採択された地雷対策を進めるための計画)を着実に実行するように。支援は犠牲者の人権を守る視点で」ということでした。サバイバーが代表して発言するのは、ICBLだけです。私はそれがとっても誇りです。いつものように犠牲者支援の話は尽きないのですが、次に行きます。

 

昨日の続きの一般演説。ミャンマーが軍縮に積極的にコミットしています、と言いました。。。ミャンマーはオタワ条約の締約国会議に初めて参加したそうです。そうだったかな?という気もしたのですが、オスロ条約の会議には来ていたんですね、きっと。国内の安全保障のために地雷は「人道的な被害が出ないように使う」のだそうです。なんだそれ?と国際社会は見ているということをミャンマーは気づかねばなりません。

中国は「CCWの責任を果たしていますから、オタワ条約に入る用意はありません。でも支援は40カ国でしていますし、輸出もしていません」と中国語で。しかも自分の席のマイクがなんだか入らなくて、議長に促されて壇上で発言したんですよ。これには中国もびっくりだったようで、「非締約国なのに、すみませんね」って言って会場を笑わせてました。しかし、発言内容にはいつものようにがっかりさせられました。

 

 ICBLの一般演説も今日でした。いつもここは理事長のスティーブ・グースが担当しますが、今回はICBL代表のカーシャが発言! 「今年、新たな地雷の使用があったはとっても残念だった」とはじめて、条約の普遍化、除去の延長申請の問題、犠牲者支援の必要、それからランドマインモニターの最新号からいくつか新しい情報を発表し、これを聞くだけで今の地雷問題がわかる、という中身の濃い発言でした。でもちょっと長かったかも。

 

 そして数カ国の演説の後、地雷の除去のセッションに入りました。このセッションは、スイスとコロンビアの共同議長。コロンビアはカルタヘナ行動計画が採択された地ですから、議長も力が入ってました。

 

 8カ国がそれぞれ進捗状況を発表したところで、会議終了の時間となり、発言をする予定の15カ国分は水曜日に持ち越しとなりました。

 

 議事が時間通りに終わるのは、その後にカンボジア地雷除去センター主催のレセプションが大々的に行われたからです。プノンペン駅を借り切って(こんなことができるのは夜発着する電車がないからですね)、歌有り、踊りあり、食べ物と飲み物もふんだんに用意されたすごいレセプションでした。でも足がない犠牲者が多いのにイスが少なくて、大変でした。それに食べ物がおいておるところが密集してて、車いすの人も行きにくかった。惜しかったな。


22:28
2011/11/28

締約国会議inプノンペン報告(1日目) 内海

Tweet ThisSend to Facebook | by:いしい

 11回対人地雷全面禁止条約締約国会議が、カンボジアの首都プノンペンで始まりました。昨日1127日の朝7時に出発するフィールドトリップから公式プログラムです。フィールドトリップの行き先は、地雷除去のデモンストレーションを見学するコースと国立リハビリテーションセンターを見学するコースの2つが用意されていました。どちらに行こうか悩みましたが、地雷除去の場所には行ったことがあったので、リハビリテーションの方にしました。ここはかつて私が働いていたところなので、一つ目のコースを「行ったことがあるからやめる」というのが通用しなくなっちゃうのですが、私が働いていたのは10年以上前のことで、今回の訪問も2年ぶりなので、変化を見たくて行きました。が、見た目はあんまり変わってなかったです。でも話を聞くと障害者施策やセンターの運営方法が変わっていました。それがサービスを受ける人たちにとってよい変化なのかどうかが気になったのですが、短い時間でそこまではわからなかったです。今回の滞在中にカンボジア人に聞いてみようと思います。

 
 夕方
17時からは開会式。会議の会場のピースパレス(平和の宮殿?)は、巨大な立派なすごい建物でした。周りの建物と比較にならないくらい大きいんです。 

前日のICBLのミーティングでは、「(カンボジア人も入れて)300人以上のICBLチームには全員に席が用意できないから、半分は3階の別部屋のスクリーンで会場の様子を見る」ということで、誰が本会場に行くかも決めていました。私は別会場ということになっていたんだけど、別会場にいったら、「スクリーンが写らないから本会議場に行って」と言われ、でも入れないんじゃないの?と思ったら「空いてる席に座れ」ということで全員結局座れたみたいです。

 
 全員が着席したあと、フンセン首相が会場入りして、開会式が始まりました。議長の挨拶に続いて、
ICBL大使のソン・コサルさんのスピーチ。子どもの頃からキャンペーン活動をしている彼女ですが、すっかり大人になって(というのも失礼ですけど)、力強く「地雷禁止」を訴える姿はとても素敵でした。「今でも、足があったらなぁと思うことがあります。私のような思いをする人をこれ以上増やさない努力を世界中が一緒になって進めましょう」というメッセージが会議参加者の心を動かしたことでしょう。

 
 フンセン首相のメッセージは
20分以上でした。ある人は「本を読んでいるのかと思った」と言っていましたけど、本当に長かったです。テキストは事前に配られていたのですが、そこに書かれたこと以外のアドリブも多かったです。それだけ思いが強かった、ということでしょうか。首相が、ソン・コサルやトゥン・チャンナレット、シスターデニスといったカンボジアキャンペーンの中心人物の名前を挙げて「絶大な協力に感謝」と言っていたことからも、今回の会議は政府、行政、NGOがみーんなで作り上げたのね、ということが伝わりました。

 
 開会式の後は、首相主催のレセプションで、カンボジアの伝統ダンスを見ながらの立食パーティでした。ダンサーもたくさん来ていました。

 
 そして
1128日からいよいよ会議が始まりました。最初は王様の「カンボジアは条約の推進に力を入れます」というスピーチがビデオで流れ、「未加盟国はできる限り早く条約に入るように」という国連事務総長のメッセージが代読され、そして、ICBLを代表しては、カンボジアキャンペーンのシスターデニスが「今週の会議の成果が、人々を救うことになるのです」ということに加えて、クラスター爆弾禁止条約にも入りましょうね、というこれまた力強いスピーチをしました。


  昨年の会議のコピーは「
Keep Up Energy」、力をかけ続けよう、ということでした。それを引き継いだ今年のコピーは「Push for Progress」、その一歩先へ、ということです。

今回の会議の目玉は、大きく2つだと思います。ひとつは、カンボジアは地雷の被害が世界で最も酷い国のひとつで、約20年前に地雷禁止の運動がまさに始まったところです。そのカンボジアで会議が開かれるということの意味は大きく、酷い被害があった国でどれくらいの進展があったか、ということも注目されます。もうひとつは議論の中身で、条約が発効して10年以上が過ぎ、「批准から10年以内に地雷除去を終えること」と決められていることが守れない国が既に数カ国出ており、それらの国が「除去期限の延長」を申請しています。具体的な調査や除去計画を提出することを条件に申請されたリクエストはすべて認められてきています(認められる除去期限が申請より短くなることもあります)。しかし、せっかく「10年以内」と決めているのに、できなければ延長を申請すればいいや、というのが「常識」になってはいけません。延長申請はしっかり慎重に議論され、最低限の延長期限を認めるべきなのです。

 
 午前中のセッションは一般演説です。そこで最初に拍手喝さいを受けたのは、フィンランド。「オタワ条約加盟が国会で採択され、今後数ヶ月で条約加盟の手続きをとります」と発表しました。フィンランドは前から「
2012年に加盟」と言ってはいたのですが、それが本当になりました。

 
 それから、今年条約に入った、ツバルと南スーダンの発言も歓迎されました。過去
4年間にひとつも加盟国が増えていなかったので、この2カ国の加盟は大きな進展でした。

 
 通常
1日目は各国の「一般演説」なのですが、今回の会議では、アルジェリア、チリ、エリトリア、コンゴ、コンゴ民主共和国の5カ国が申請するということなので、今回は「一般演説」を中断して、5カ国が延長申請をする時間が取られました。

 
 5カ国がそれぞれ自国の事情と除去計画について説明し、各国、それからICBLICRCなどがコメントを出しました。各国の事情は、「汚染地域が広すぎて」というのや、「お金が足りなくて」とか「技術が十分ではなく」とか、「治安の関係で除去ができない」とか、とにかく「がんばったけど無理だったんです」ということがほとんどです。それに対して、「除去を始めるのが遅すぎたのだ」とか「計画が無謀である」とか「そもそも延長要請の提出が遅すぎて判断できない」とか厳しいコメントが寄せられました。当然ですが。この延長要請に対する決定は、金曜日にされることになりました。締約国は今週この件を十分に検討してね、ということです。

 
 ちなみに
ICBL5カ国すべての要請にコメントしました。エリトリアの代表からは「ICBLの専門的で建設的なアドバイスに感謝」なんていわれちゃって、すごいですよね。ICBLは本当にいろんな専門の人たちがいるのが強みです。

                                               


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


22:52 | 報告事項
2011/11/14

南スーダンがオタワ条約に加盟!

Tweet ThisSend to Facebook | by:うつみ
 今年7月に独立した南スーダンが、2011年11月11日、対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)の158番目の締約国になりました。去年まで「オタワ条約加盟」のニュースを数年間お届けできなかったのですが、今年は既に2カ国が加盟。この調子で、どんどん加盟国が増えることを願います。
 南スーダンが国連に寄託したときの写真の到着を待っています。届き次第、アップします。

10:32
12345