第18回締約国会議、2日目を終えて

第18回締約国会議初日と2日目は、ICBLをはじめ各代表団からの期待表明などに続き、条約第5条(埋設地雷の除去)に関する、期限延長要請の審議に入りました。条約では”遅くとも”10年以内に埋設地雷を除去することが義務付けられています。しかし、埋設地雷数の多い国では期限内に終えられないことがあることも事実です。
大事なことは、一日も早く安全な土地を回復させるために、期限を厳しく順守させること、そして間に合わない場合には、その理由と、この先の除去計画を厳しく審査することです。
16日は、コロンビア、モーリタニア、セネガル、コンゴ民主共和国の延長申請が、また17日はボスニアヘルツェゴビナ、二ジュール、南スーダン、ナイジェリア、ウクライナの延長申請が審議されました。
これらの国とは別に、締約国でありながら除去期限が切れているにも関わらず然るべき手続きを怠っているエリトリアに対して、議長やカナダなどから厳しい非難の声が上がりました。

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