クラスター爆弾禁止にむけて-第2回政府間会合(リマ会議)直前意見交換会-開催

JCBL事務局  2007/5/28掲載
会場の様子

5月16日、JICA地球ひろばにて開催されたシンポジウムには、メディア関係者を含め、約100人の方々が参加されました。

インガ・ニィハマール公使
インガ・ニィハマール公使

毎日新聞に掲載されたシンポジウムの内容は、こちらをご覧下さい。

シンポジウムに先立ち、在日ノルウェー王国大使館のインガ・ニィハマール公使より、オスロ・プロセスとノルウェーのイニシアティブについて説明がありました。この中で、公使は、このプロセスを「野心的で大胆」なものであるが、「必ず実現できる」と強調されました。

続いて、この日に世界各地で同時に発表となった、ハンディキャップ・インターナショナル・ベルギーによる世界初めてのクラスター爆弾の被害に関する調査報告書『Circle of Impact-被害の連鎖』について、林JCBL運営委員が報告をしました。この報告書の概要はこちら。本文はこちら(英文)。

シンポジウムでは、防衛省と外務省の担当官の主張は、一貫して「クラスター爆弾の非人道性は理解するが、国の安全保障とのバランスを考えなければならない」ということでした。また、「大国の参加しない条約にどれくらいの実効力があるのか疑問」という意見も出されました。

それに対し、目加田JCBL運営委員は、対人地雷全面禁止条約をみても、まだ米・中・露の大国は条約に加入していないが、果たして今これらの国々が紛争において大手を振って対人地雷を使えるか、というと、国際的な目がそれを許さないから使えないのが現実であり、規制するものがあるという事実が重要であることが述べました。また、現場においては対人地雷もクラスター爆弾もそこに落ちていれば同じように危険で除去されなければならないものなのに、対人地雷については、廃棄処理や犠牲者支援が義務として規定されていて、クラスター爆弾については「野放し」であること、これを放置してよいのか、という指摘がされました。

会場からもよい質問をたくさんあげていただきました。ありがとうございました。 今後もこのような政府との対話のときを継続して持っていきたいと思います。これからの動きにもご注目ください。

地雷の被害者たち
司会の清水運営委員。閉会挨拶は、北川代表。