ミャンマー地雷被害者支援が始まりました!

2017年度、JCBLはミャンマーのカヤー州(下左図:赤い個所がカヤー州)で活動する現地NGO2団体と共に、地雷被害者への義足支援を計画しました。州都ロイコーには経済の中心地ヤンゴンからは車でおよそ15時間、山を越えて行きます。ロイコーに続く国道(下右写真)は舗装されていますが、それ以外はまだ舗装されず車やバイクは走れないと言います。

 

 

 

10月までJCBLと現地NGO2団体の間で活動に関する協議を続け、現地団体は義足に必要な石膏や樹脂などの資材調達をしてきました。そして11月に入り、いよいよ義足支援が始まりました。2団体の内のひとつ、KNHWO(Karenni National Health Worker Organization)から早速、写真が送られてきました。KNHWOはカヤー州の州都ロイコーに義足製作の工房を構えています。しかし、援助が打ち切られたためにこの2年間、工房を閉鎖せざるを得ませんでした。(右写真:2017年3月時点ではまだ工房は閉鎖されたままだった。)

 

JCBLの支援を通じて工房を再開させ、あらたに約45名への義足を届けるのが今年度の目標です。現地から届いた写真は、工房再開後の義足製作第1号の方。まずは聞き取りや計測をして、これから型作りをしていくとのことです。
実はKNHWOの義足づくりをしている技師たちもまた地雷の被害者たちです。義足製作に訪れた被害者の方の生活上の苦労や心の痛みに寄り添いながら、自立に向けた第一歩を踏み出すまで、被害者が被害者を支えるピアサポートを続けて行きます。JCBLも現地パートナー団体と連絡を密にとって、現地からの情報が上がり次第ホームページでもどんどん情報をアップデートしていきます。JCBLとして初のミャンマーでの支援活動。まだまだ資金が足りません。一人でも多くの方に義足を届け、彼ら・彼女らが自らの足で生活への新たな一歩が踏み出せるよう、皆様からのあたたかいご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

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