フィンランド、ポーランドが条約離脱を決議
6月19日、 フィンランド議会は 脱退を可決し、賛成157人、反対18人、欠席24人の議員が抗議の欠席をしました。
ポーランド議会は 6月25日に開催され、賛成413票、反対15票、棄権3票が投じられました。とても残念な結果ですが、少しでも反対票を投じた人、投票を棄権した議員がいたことを「ポジティブ」に捉えたいと思います。
これで議会の投票プロセスは終了です。
次のステップとして、フィンランドとポーランドの離脱法案がそれぞれの大統領によって署名されれば、エストニア、ラトビア、リトアニアですでに行われているように、5カ国は正式に脱退文書を国連事務総長に預けることになります。これは数日中に起こる可能性があります。寄託日から6か月後、これらの国は条約の締約国ではなくなります。
私たちは12月の締約国会議において、これらの国々の撤退についてしっかりとした議論をし、再加盟に向けて対処されるよう、締約国や離脱国の国会議員に向けた働きかけを強化していきます。