オタワ条約第18回締約国会議並びにクラスター爆弾禁止条約第2回再検討会議が今月開催されます。

オタワ条約第18回締約国会議が11月16日から20日までの5日間。スイスのジュネーブで開催されます。

昨年オスロで開催された第4回再検討会議で採択されたオスロ行動計画が始まって最初の締約国会議となります。加盟国が164になって以来停滞している普遍化の問題、貯蔵地雷の廃棄期限の延長問題、地雷除去の進捗などについて討議されます。

COVID-19の影響で、会議場に入ることのできる人数に限りがあるため、今年はオンラインでの傍聴になりますが、しっかりとフォローしていきたいと思います。

 

続いて、23日から27日までの5日間、同国ローザンヌにおいて、オスロ条約第2回再検討会議が開催されます。オスロ条約が2010年に発効してから10年の節目にあたります。未だ加盟国が110に留まっている現状に鑑み、条約の普遍化が大きな課題として認識されています。またシリア軍による使用や、最近ではアゼルバイジャンのナゴルノカラバフをめぐる紛争でアルメニア、アゼルバイジャンの両軍がクラスター爆弾を使用した形跡もあり、同兵器の使用禁止も大きな論点になります。

こちらも、入室制限がある関係で、会議に直接参加することは叶いませんが、オンラインでフォローしていく予定です。

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